三遊亭楽春|創作時事小話2018年7月分のまとめ
落語家・三遊亭楽春の創作小話コーナーです。(創作時事小話)
三遊亭楽春が最近の話題で小話を毎日創作しています。
2018年7月分をまとめて掲載しています。
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■ 2018/7/31 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5074個目
●「僕はもう一度、学校で天体を学び直す必要があるかも。」
◆「なぜ?」
●「今日7月31日は、15年ぶりに火星が地球に大接近する日だよ。」
◆「それが何?」
●「火星は火の星って書くだろ。。」
◆「そうだけど?」
●「火の星が地球に大接近している影響で、今年は猛暑なんだと勘違いしていたからさ。」
■ 2018/7/30 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5073個目
●「今日7月30日は梅干しの日だよ。」
◆「そうなの?」
●「梅干を食べると、難が去るので、なん(7)がさ(3)る(0)の語呂合せだって。」
◆「高温で熱中症にかかる人が多く、今年ほど梅干しの価値を感じる夏は無いよね。」
●「辛い暑さで眉間に皺を寄せるより、梅干しの酸っぱさで眉間に皺を寄せた方が体に良いって事さ。」
■ 2018/7/29 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5072個目
●「猛暑の影響で、近所の中華料理店の張り紙が、例年と違っていたよ。」
◆「どう違うの?」
●「冷やし中華の具材の加工品のハムが夏から値上げ、その上、台風の影響できゅうりが二倍近くも値上がりで。」
◆「それで?」
●「冷やし中華、値上して始めましたって、書いてあったのさ。」
■ 2018/7/28 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5071個目
●「今日の予定だった隅田川の花火大会が、大型台風の影響で順延だって。」
◆「順延ならまだ良いが、花火の打上げが中止になっている大会もあるよ。」
●「美しい花火を開くことができず、お疲れ様会の予定だった、居酒屋の打上げだけが開かれたわけか。」
◆「そこで関係者は涙雨を流していたんだろうね。」
■ 2018/7/27 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5070個目
●「一週間待ってやっとエアコンが設置されたぞ。」
◆「これからは扇風機の活躍の場が少なくなるね。」
◆「ほら扇風機を見てごらん。活躍の場が少ないのは嫌だと、首を左右に振って拒否しているよ。」
■ 2018/7/26 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5069個目
●「猛暑続きでエアコンが売れているが、設置業者の手が足らず、設置までに一週間ほど掛かかるようだね。」
◆「この暑さでは一週間も我慢できないよ。」
●「エアコン設置までの代わりに、設置要らずの扇風機が再評価されているんだって。」
◆「熱風(ねっぷう)を和らげる扇風機(せんぷうき)が、旋風(せんぷう)を巻き起こしているんだね。」
■ 2018/7/25 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5068個目
●「日傘(ひがさ)が売れゆき好調だって。」
◆「日重(ひがさ)の連続だから、少しでも体感温度を下げたい気分。日傘が売れるのも納得だよ。」
●「えっ、日重とは?」
◆「まるで日(陽)がいくつも重なっているかのような、暑さに感じるって事さ。」
■ 2018/7/24 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5067個目
●「うちの瞬間湯沸かし器が壊れていたのに気が付かなかったよ。」
◆「なぜ?」
●「高温のため水道管が熱くなり、蛇口から水が熱くなって出てきていたから、壊れていたのがわからなくて。」
◆「うちでもそうだが、うちでは蛇口ではなく、龍口と呼んでいるよ。」
●「蛇ではなく龍?」
◆「龍の口から火を吹いたかと思うほどに、水が熱くなって出てくるからさ。」
■ 2018/7/23 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5066個目
●「2020年東京五輪の競技日程だが、おおよその大枠が固まったね。」
◆「暑さを考えマラソンは、午前7時にスタート時間を前倒ししたんだって。」
●「今の気温を考えると2年後の夏には、頭から水をかぶって、冷やしながら走らないといけない状況だな。」
◆「暑さ対策が万全でなければ、水をかぶるどころか、盛り上がりに水を注す結果になってしまうよ。」
■ 2018/7/22 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5065個目
●「あまりの暑さに、電動アシスト自転車のバッテリーに支障が出て、動かなくなる事例があるんだって。」
◆「これだけ高温だと、バッテリーもバテるよね。」
●「この炎天下に、電動アシスト自転車を押して歩くとは。これじゃ手動アシスト自転車だよ!」
■ 2018/7/21 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5064個目
●「昨日は土用の丑の日。連日高温が続き、夏バテしているから鰻を食べたい気分だったね。」
◆「気分だった?食べなかったの?」
●「バテテしまったから、食べられなかったよ。」
◆「その回復のために鰻を食べ、栄養を付けるんじゃない?」
●「三連休明けでバテてしまったのは僕の財布。それなのに高値の鰻を食べたら、余計にバテテしまうだろ。」
■ 2018/7/20 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5063個目
●「身が危険だと注意報が出るほどの厳しい暑さ。これはもはや攻撃的な暑さもと呼べるぞ。」
◆「思わず逃げたくなるほどの厳しい攻めに、もうへとへとさ。」
●「この攻撃方をもう少し前に知ってアレンジ出来ていたら、サッカーW杯で優勝できたかもしれないね。」
■ 2018/7/19 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5062個目
●「日本列島が猛暑に包まれ、昨日は岐阜県で体温を超える40.7℃を記録。冷却のための工夫が必用だね。」
◆「冷却(れいきゃく)?いっそ忘却(ぼうきゃく)したいほどの暑さだよ。」
■ 2018/7/18 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5061個目
●「西日本豪雨による農水産関係の被害額は、530億円にもなる予測だが。」
◆「被害が特に大きかった瀬戸内は、まさに海の幸・山の幸の宝庫だけに辛い話だね。」
●「農水産(のうすいさん)の被害額はさらに膨れ上がる可能性があるが、もう辛酸(もうしんさん)をなめる思いはしたくないよ。」
■ 2018/7/17 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5060個目
●「最近の若手社員は上司へのお中元を面倒だと思い、軽くカジュアルに済ませたいんだって。」
◆「うちの若手社員は上司に100円のLINEスタンプをお中元として送ったよ。」
●「それでどうなったの?」
◆「怒った上司はその若手社員をブロックしたのさ。」
●「若手社員は謝ったの?」
◆「いいや、これで上司から面倒なメッセージが来なくなったと、喜んでいるよ。」
■ 2018/7/16 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5059個目
●「日本列島は30℃後半で、危険(きけん)を感じる暑さだと注意報が出ているが。」
◆「各地のマラソン大会では、レース中止になったケースもあったんだって。」
●「熱中症から身を守るため、棄権(きけん)を感じることも必要だよ。」
■ 2018/7/15 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5058個目
●「ディズニーランドの名物パレードが、高温のため中止になったよ。」
◆「夢の国も暑さには敵わず、高い入場料を払って楽しみにしていたお客さんも興覚めか。」
●「興が覚めても仕方ないよ。熱帯夜で、夢から覚めてしまうほどの暑さだからね。」
■ 2018/7/14 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5057個目
●「高温のため西日本豪雨被害の避難所では、体調を崩す人が出る心配があるが。」
◆「被災地では物資も必要だが、情報提供も大事だよ。」
●「そこで倉敷市がツイッターでスポットクーラーの提供を呼びかけたところ、短時間で50台も集まってんだって。」
●「ツイッターで情報を提供。人々の情の厚さ(暑さ)で提供されたクーラーで、避難所は涼しくなったんだね。」
■ 2018/7/13 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5056個目
●「他の会社では夏のボーナスと呼ばれているが、うちでは少なすぎて茶菓(ちゃか)代と呼んでいるぞ。」
◆「茶菓代?まるで会社から茶化(ちゃか)されているかのようだね。」
●「茶菓代の名目がバカバカしすぎて怒る気にもならず、社員たちは臍で茶を沸かしているよ。」
◆「これは会社への菓子(かし)、いや、貸し(かし)だと思って、いずれ業績が良くなったら返してもらおうよ。」
■ 2018/7/12 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5055個目
●「妻と子供たちが夏休みの家族旅行の計画を立てているんだが、欲張っていろいろなものが詰め込まれているよ。」
◆「計画って詰め込み過ぎると、結局はじき出されるものがあるんだよね。」
●「家族の計画の段階で、すでにはじき出されているよ。」
◆「なんだい?」
●「僕、つまり、父親の存在さ。」
■ 2018/7/11 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5054個目
●「子どもを大学入試に合格させてもらう見返りに、私大支援事業で便宜を図ったとされ、文部科学省局長が逮捕されたよ。」
◆「今どき、こんなに古めかしい方法で裏口入学をさせていたなんて驚きだね。」
●「あまりに古典的で学生たちは首をかしげていたよ。」
◆「首をかしげて・・・、なぜ?」
●「台所の勝手口(裏口)など無い時代。裏口から入ることの意味がわからない学生が結構いたからさ。」
■ 2018/7/10 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5053個目
●「7月10日は7(なつ)10(とう)の語呂合わせで納豆の日だよ。」
◆「安倍首相の日ともいえるね。」
●「なぜ?」
◆「森友・加計学園問題でも、納豆のごとく粘り腰で土俵を割らずにいるからさ。」
●「ただ心配なのは。」
◆「なんだい?」
●「国民が嫌気がさして腐らないかと心配なのさ。」
■ 2018/7/9 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5052個目
●「記録的な豪雨のため西日本では大きな被害が生じたぞ。」
◆「特に広島、岡山、愛媛など瀬戸内が被害にあっているね。」
●「瀬戸内は晴れの国。晴天が被害の涙雨を乾かすことを願うよ。」
■ 2018/7/8 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5051個目
●「昨日は七夕だったが、織姫と彦星は一年に一度しか会えないなんて、とても幻想的だね。」
◆「いいや、現実的だよ。」
●「幻想ではなく現実?」
◆「毎日会っていれば早めに倦怠期が来るだろ。一年に一度なら良い関係が状態が続く。実に現実的な話さ。」
■ 2018/7/7 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5050個目
●「昨日から今日にかけて数十年に一度の大雨で、九州から中国地方、近畿までに大雨特別警報が発令されたよ。」
◆「今日7/7は七夕だが、天の川を見上げている場合じゃないね。」
●「どうして?」
◆「大雨の影響で地上の川が氾濫。見上げるどころか足元を見ていないと危険だからさ。」
■ 2018/7/6 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5049個目
●「7/1から昨日の7/7までは全国安全週間(しゅうかん)だね。君は何か気を付けていた?」
◆「暑くなって会社帰りにビールを飲む機会が増えたから。」
●「それが何?」
◆「妻の怒りを買わないように、帰りが夜中になっても足音を立てずに、安全に家に入る習慣(しゅうかん)を身に着けたよ。」
■ 2018/7/5 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5048個目
●「夏のボーナス、賞与(しょうよ)が支給される時期だが、我が社は中身が少なくて。」
◆「うちだって同じさ。賞与(しょうよ)が少与(しょうよ)に思えるよ。」
◎「僕なんか中身が少なすぎて、笑ってしまうほどさ。」
●「笑いを与える?すでに、笑与(しょうよ)の領域だね。」
■ 2018/7/4 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5047個目
●「この時期、外回りの仕事はの暑い思いをして汗をかいて大変だね。」
◆「その点、うちの上司は涼しい顔をしているよ。」
●「なぜ?」
◆「お客様に対して汗(あせ)をかかない仕事をしているからさ。」
●「そうか、君の上司は仕事への熱い思いが、とっくに褪せ(あせ)ているんだね。」
■ 2018/7/3 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5046個目
●「サッカーW杯で日本がベスト16まで行ったことで、サッカー人気が上昇中だね。」
◆「うちの妻はボクシングに肩入れしているよ。」
●「この時期になぜ?」
◆「最近のボクサーは減量失敗で体重過多が相次いでいるだろ。妻曰く、他人の様な気がしないんだって。」
■ 2018/7/2 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5045個目
●「昨日7/1は日本記念日協会が認定するテレビ時代劇の日だったよ。」
◆「そういえばテレビ放送の時代劇って少なくなって、あまり見かけなくなったね。」
●「わざわざテレビで見なくても、会社で見られるから。」
◆「会社とは?」
●「新入社員から見れば、ベテラン社員の言葉や仕草は、前時代の人のように見えるからさ。」
■ 2018/7/1 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 5044個目
●「今日7/1は国民安全(あんぜん)の日だよ。」
◆「安倍首相の森友・加計問題、与党議員の相次ぐ失言など、国民が暗然(あんぜん)とならないように政府に願いたいよ。」
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