三遊亭楽春|創作時事小話2017年3月分のまとめ
落語家・三遊亭楽春の創作小話コーナーです。(創作時事小話)
三遊亭楽春が最近の話題で小話を毎日創作しています。
2017年3月分をまとめて掲載しています。
◆閲覧時のお願い。
当ブログの創作小話を、他のブログやサイトに、無断で転載・掲載することは禁止のため、ご遠慮をお願いします。
■ 2017/3/31 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4587個目
●「いよいよ今日からプロ野球が開幕。熱い戦いを期待するね。」
◆「日本各地は寒の戻りで震える寒さ。スタジアムの観客は試合を見るより夢中になることがあったよ。」
●「試合を見るより夢中になるとは?」
◆「熱い戦いどころか、寒さと戦うことに夢中で大変だったのさ。」
■ 2017/3/30 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4586個目
●「旅行会社てるみくらぶが破産手続きを開始したって。」
◆「人気の格安旅行会社がまさかの破産で、航空券や船券が発行されず、海外ではホテルから追い出された人も多いらしいぞ。」
●「飛行機も船もダメとは。会社が責任も取って、代替えで何か用意できる乗り物はないのかな?」
◆「自転車(操業)と火の車しか、今の会社には残っていない状況だよ。」
■ 2017/3/29 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4585個目
●「森友学園の籠池理事長だが、関係者の名前を次々に挙げ、籠池爆弾を落としたとも言われたね。」
◆「それでも安倍昭恵首相夫人は、100万円の寄付は記憶にないということだが。」
●「真偽のほどはわからないが、ただ一つ言えることは、我が家に置き換えると・・。」
◆「君の家に置き換えると?」
●「もし妻の財布から千円札一枚なくなっただけで、家中に爆弾が落ちたかと思うほどに、大騒ぎになるって事さ。」
■ 2017/3/28 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4584個目
●「学校法人・森友学園への国有地売却問題は、真偽が見えない状態だが、なぜ籠池理事長は爆弾を落としまくっているのかな?」
◆「支援してくれると思っていた人物が、手の平を返したからさ。」
●「なるほど、支援(しえん)のハシゴを外されて、私怨(しえん)に変わったのか。」
■ 2017/3/27 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4583個目
●「大相撲春場所は新横綱の稀勢の里が優勝決定戦を制し連破したぞ。」
◆「稀勢の里効果で連日の大入り満員。怪我を押しての優勝で盛り上がった場所になったね。」
●「連日大入り満員にして、場所を盛り上げて優勝。これぞ新(しん)、いや、真(しん)の横綱だよ。」
■ 2017/3/26 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4582個目
●「課長が定年を迎え職場で送別会をやったけど、君はハンカチで顔を覆って泣いていたが、そんなに課長を尊敬していたの?」
◆「いいや、泣いていたんじゃないんだ。」
●「と、いうと?」
◆「僕はつらい花粉症で、鼻水と目のかゆみが止まらなくて、それでハンカチで顔を覆っていたのさ。」
■ 2017/3/25 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4581個目
●「気象庁から21日に、東京が全国で一番早い、桜の開花宣言(せんげん)が発表されたよ。」
◆「桜の標本木が五輪開くと開花宣言になるんだよね。」
●「まるで来たる東京五輪(オンピック)が、全世界で一番となる予兆がしてワクワクした来たぞ。」
◆「2020年を見通せる、先眼(せんげん)が欲しくなってきたよ。」
■ 2017/3/24 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4580個目
●「学校法人・森友学園への国有地売却問題で、昨日、籠池理事長の証人喚問が行われたが。」
◆「安倍首相夫人から100万円の寄付があったかどうか、真相はは掴み切れなかった感じだね。」
●「なぜ掴み切れなかったのかな?」
◆「100万円の束の隠語をコンニャクと呼ぶくらいだから、しっかり掴んだ感覚が持てないのさ。」
■ 2017/3/23 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4579個目
●「ワールド・ベースボール・クラシック、侍ジャパンはアメリカに惜敗で準決勝敗退。」
◆「日本が優勝すると考えていたんだが、スポーツって簡単には測れないものだね。」
●「アメリカは以前と違い、今回はメジャーリーガーを揃えた本気のメンバーで挑んできたからな。」
◆「メジャーリーガーを揃えて?」
●「おかげで今回は本当の意味で、ワールドレベルのスケールの大会になったよ。」
◆「世界レベルのスケール(寸法)か。それじゃメジャー (測定機器)では簡単に測れないはずだ。」
■ 2017/3/22 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4578個目
●「君は今年度の有給(ゆうきゅう)休暇を、ちゃんと消化したかい?」
◆「本来ならば心と体を癒すため、遊休(ゆうきゅう)のために使うべきなのだが、会社の商売のことを考えると思い通りには使用できないよ。」
●「会社の商売のため?遊休の消化(しょうか)より、商家(しょうか)が優先ということか。」
■ 2017/3/21 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4577個目
●「学校法人・森友学園の国有地売却問題は、安倍首相の昭恵夫人をも巻き込んで、ますます混迷をきたしているよ。」
◆「籠池理事長は昭恵夫人から寄付を貰ったというが、夫人側は否定。」
●「何が本当で誰が本音を言っているのだろうか?これじゃ森(友)ではなく藪の中だよ。」
◆「籠(かご)の中が見えない状況とはこのことだね。」
■ 2017/3/20 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4576個目
●「今日は春(しゅん)分の日。といっても最近では季節感を感じることができないからなぁ。」
◆「旬(しゅん)を感じるための、旬分の日を作ったらどうかな?」
●「君は新しい祝日が欲しいだけでしょ。瞬(しゅん)間で見破ったよ。」
◆「とほほ、見破られてシュンとなったよ。」
■ 2017/3/19 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4575個目
●「科学雑誌・Newton(ニュートン)の発行元が、東京地裁に民事再生を申し立てたよ。」
◆「科学(かがく)の入り口と呼ばれた雑誌だが、どうやら価額(かがく)のほうは苦手だったみたいだね。」
■ 2017/3/18 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4574個目
●「今週末は卒業式が多かったね。卒業式って切なくて、胸が締め付けられる思いがするよ。」
◆「今月末は仕事の契約が切れて今の職場を卒業。家計を切り詰めて、生活が締め付けられる思いがするよ。」
■ 2017/3/17 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4573個目
●「国有地払い下げ問題で揺れる学校法人・森友学園の籠池氏との関係を巡る答弁で、国会で稲田防衛大臣が集中砲火を浴びたよ。」
◆「防衛大臣が集中砲火を浴びるとは、洒落にならない話だね。」
●「籠池氏との過去の面識を否定。それが記憶違いだったことが原因らしいが。」
◆「なるほどね。稲田、いや、否だ(いなだ)が原因ってことか。」
■ 2017/3/16 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4572個目
●「スマホでテレビやエアコンが操作できるけど、今後は家電全般も操作できる時代になるんだって。」
◆「スマホで家電操作だって?その前にもっと根本的な問題があると思うが。」
●「なんだい?」
◆「電話とメール以外に、スマホの機能のほとんどを使いこなせていない、ということさ。」
■ 2017/3/15 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4571個目
●「罷免されて元大統領となった朴槿恵氏の周辺では、数々の問題が噴出しているようだね。」
◆「韓国ではサムスン電子の副会長が、朴槿恵氏に賄賂を送った容疑などで逮捕されたよ。」
●「黒い取引、黒い財産と言われているようだが。」
◆「うちは赤い(赤字)財産なら山ほどあるがね。君の家ではどうだい?」
●「我が家の女性大統領(妻)は、僕にはわからない機密費(へそくり)を、どこかに隠しているようだよ。」
■ 2017/3/14 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4570個目
●「今日はホワイトデーだが、バレンタインデーで貰った義理チョコより、ホワイトデーのお返しの方が高値を求められるのは何故だろう?」
◆「世の中は義理を欠いて渡れるほど甘くないという教えだよ。」
■ 2017/3/13 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4569個目
●「韓国史上初、韓国憲法裁判所が朴大統領を罷免する決定を言い渡したよ。」
◆「朴大統領の友人女性の国政への介入疑惑などが引き金となったようだが。」
●「史上(しじょう)初、いや友人女性の問題だから、私情(しじょう)初といえるだろうね。」
■ 2017/3/12 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4568個目
●「就職すると学割が使えなくなるのが寂しいな。」
◆「社会人になってからの方が、学ぶべきことが多いのに、金が掛かるばかりで割に合わないよ。」
●「学びたいが割に合わないか・・。社会人こそまさに学割が必要だね。」
■ 2017/3/11 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4567個目
●「東日本大震災から今日3月11日で6年が経ったよ。」
◆「復興庁によると避難者は、いまだ12万3千人もいて、まだまだ復興への手助けが必要だね。」
●「政府の復興対策に関しては、大きなブレが無いように継続を願いたいよ。」
■ 2017/3/10 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4566個目
●「プロ野球のキャンプを見ると、多くの球団で守備(しゅび)位置(いち)のコンバートが試されているよね。」
◆「成功(せいこう)するケースの方が少ないと思うのだが、首脳陣はなぜわざわざリスクを冒すのだろう?」
●「たしかにフォーメーションに精巧(せいこう)さを欠くが、万が一(いち)にでも首尾(しゅび)よくいけば儲けものだと思っているからさ。」
■ 2017/3/9 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4565個目
●「家庭内で要らないものを貸し出す、ちょい貸しがママ友の間で流行っているそうだよ。」
◆「うちの妻は交渉が成立しなかったらしいよ。」
●「なぜ?」
◆「ママ友のお互いが、旦那を貸し出したいと申し出たからさ。」
■ 2017/3/8 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4564個目
●「春の訪れと共に、そろそろ冬物のコートをしまわなきゃ。」
◆「タンスの隅に仕舞われた冬物のコートのことを思うと、会社の自分の立場と重なって寂しく思うな。」
●「なぜ?」
◆「寒い冬の時代には使うだけ使われて、会社の景気が暖かくなった頃には邪魔にされ、気が付けば隅に追いやられるからだよ。」
■ 2017/3/7 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4563個目
●「暖かくなり、花(はな)が開いてくるのが楽しみだね。」
◆「同時に僕のも開き始めたけど。」
●「どういうこと?」
◆「花粉が飛び初める季節。ムズムズと鼻(はな)の穴が開いてきたよ。」
●「この時期は開きっぱなしかい?」
◆「いいや、閉じている部分もあるよ。」
●「どこ?」
◆「目がかゆくて、これ以上は花粉が入らぬように、まともに開けていられない有り様さ。」
■ 2017/3/6 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4562個目
●「WBC世界バンタム級王者・山中慎介が、12度目の防衛戦に勝利して王座を守ったよ。」
◆「昔から王者には幻と呼ばれる右や左のパンチを武器とするが、彼は神の左と評される左ストレートが武器だよね。」
●「それなら僕にも似たことがあるよ。」
◆「君に似たこと?」
●「今春からは役職の座に就く予定だったが、幻に終わって、パンチを食らったほどにショックだったからさ。」
■ 2017/3/5 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4561個目
●「気が付けば今年もあっというまに3月になったね。」
◆「僕のような花粉症にとっては散月だよ。」
●「散月とは?」
◆「花粉が飛散する、散(さん・3)月ってことさ。」
●「というと、来月は?」
◆「鼻をかむティッシュが、何枚あっても足りない、紙(し・4)月だよ。」
■ 2017/3/4 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4560個目
●「豊洲市場問題について、石原慎太郎元東京都知事が責任について会見で言及したよ。」
◆「自らを、武士(モノノフ)などに例え、巌流島に向かうつもりとか大きく言っていた割りには、回答が明快ではなかった気がするが。」
●「小池百合子現東京都知事からすれば、石原氏の会見内容そのものが腑に落ちないようだったね。」
◆「なるほど、小池氏にしてみれば、武士(モノノフ)ではなく、ものの腑(もののふ)に落ちない話だったか。」
■ 2017/3/3 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4559個目
●「娘の雛祭りを祝うため、うちには不釣り合いなほどの豪華な雛段飾りを購入したんだ。」
◆「不釣り合いなほど豪華?娘が可愛いのは理解できるが、それじゃ雛(ひな)段飾りではなく、鄙(ひな)にも稀な段飾り、になってしまうよ。」
■ 2017/3/2 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4558個目
●「自分を見つめ直して業務に推進しようと、我が社でも経営陣のトップ達がマインドフルネスを推進しているのだが。」
◆「だが、とは?」
●「瞑想(めいそう)しようとしても、我が社のトップの迷走(めいそう)ぶりが頭に浮かんで来て、まったく集中できないのさ。」
■ 2017/3/1 三遊亭楽春の創作小話(時事小話) 4557個目
●「折り紙の老舗メーカーのダイヨが破産したよ。」
◆「子ども時代に、金銀紙入りの教育おりがみに夢中になったことが懐かしいね。」
●「あの金銀の紙が、本当に金銀の価値のある紙幣だったら破産しなかったのに、と思う折り紙ファンは多いだろうね。」
■三遊亭楽春の創作小話バックナンバー (過去の全小話一覧はこちら)
■三遊亭楽春公式ブログ (ブログのトップへ)
■三遊亭楽春公式サイト (PC版サイトのトップへ)
三遊亭楽春公式ブログ(三遊亭楽春公式サイト)の内容は、三遊亭楽春に著作権があり、文章・画像・写真を許可無く使用や転載することを禁じます。